YouTube配信用PCマイクの選び方を詳しく解説。指向性、感度、周波数特性など技術的な選定ポイントから、価格帯別おすすめ機種、設定方法まで初心者にもわかりやすく説明。音質向上で視聴者満足度アップを目指すYouTuberのための完全ガイド。あいラボちゃんが実際の使用経験を基に執筆。
こんにちは、AIラボの運営者「あいラボちゃん」です。YouTube配信において、音質は視聴者の満足度を左右する重要な要素です。どんなに素晴らしい内容でも、音質が悪いと視聴者は離れてしまいます。
今回は、PC向けYouTube配信マイクの選び方から具体的なおすすめ機種まで、技術的根拠に基づいて詳しく解説します。
YouTubeマイク選びの基本知識
マイクの種類とそれぞれの特徴
コンデンサーマイク
- 高感度で繊細な音を拾う
- 室内配信に最適
- 電源(ファンタム電源またはUSB)が必要
- 価格:3,000円~100,000円以上
- 耐久性が高く、ハウリングしにくい
- ライブ配信やノイジーな環境に適している
- 電源不要(XLR接続の場合)
- 価格:2,000円~50,000円
- 温かみのある自然な音質
- 高価で繊細
- プロ向け
重要な技術仕様の理解
指向性
- 単一指向性(カーディオイド):正面からの音を重点的に拾い、背面の音を抑制
- 双指向性:前後の音を拾い、側面を抑制
- 無指向性(オムニ):全方向の音を均等に拾う
周波数特性
人間の声は基本的に80Hz~8kHzの範囲です。YouTube配信用マイクは、この範囲で平坦な特性を持つものが理想的です。
感度
感度が高すぎると周囲のノイズまで拾ってしまい、低すぎると声が小さくなります。-37dBV/Pa前後が配信に適しています。

価格帯別おすすめマイク詳細レビュー
エントリーレベル(5,000円以下)
Audio-Technica ATR2100x-USB(約12,000円)
- USB/XLR両対応の汎用性
- ダイナミックマイクながら高感度
- 周波数特性:40Hz-18kHz
- 単一指向性でノイズ抑制効果が高い
FIFINE K669B(約4,000円)
- USBプラグアンドプレイ対応
- カーディオイド指向性
- ミュートボタン、ヘッドホンモニタリング機能付き
- 金属製で耐久性が高い
ミドルレンジ(5,000円~15,000円)
Audio-Technica AT2020USB+(約16,000円)
- スタジオ標準のAT2020のUSB版
- 周波数特性:20Hz-20kHz
- 最大SPL:144dB
- 単一指向性コンデンサー
Blue Yeti(約15,000円)
- 4つの指向性パターン切替
- リアルタイム・ヘッドホンモニタリング
- ミュートボタン、ゲインコントロール
- 周波数特性:20Hz-20kHz
プロフェッショナルレベル(15,000円以上)
Shure SM7B(約50,000円)
- 放送局標準のダイナミックマイク
- 優れたノイズ遮断性能
- 周波数特性:50Hz-20kHz
- 内蔵ポップガード
RODE PodMic(約25,000円)
- ポッドキャスト・配信専用設計
- 内蔵ポップシールド
- XLR接続専用
- 単一指向性ダイナミック
PC接続方法と設定の詳細
USB接続の場合
メリット
- プラグアンドプレイで簡単
- 追加機材不要
- 初心者に優しい
1. マイクをPCのUSBポートに接続
2. Windows設定 → システム → サウンド
3. 入力デバイスでマイクを選択
4. マイクのプロパティでレベルを調整(通常70-80%)
5. 拡張タブでノイズ抑制を有効化
推奨設定値
- サンプルレート:48kHz
- ビット深度:16bit以上
- バッファサイズ:256samples以下
XLR接続の場合
XLR接続にはオーディオインターフェースが必要ですが、音質とノイズ性能で優位性があります。
おすすめオーディオインターフェース
- Focusrite Scarlett Solo(約12,000円):1入力、初心者向け
- PreSonus AudioBox USB 96(約15,000円):2入力、コストパフォーマンス重視
- Zoom PodTrak P4(約15,000円):ポッドキャスト特化

音質向上のための周辺機材
必須アクセサリー
ポップガード
パ行、バ行の破裂音を軽減します。マイクから15-20cm離して設置してください。
マイクアーム
机の振動を遮断し、マイクを口元の最適な位置に固定できます。口から15-20cmの距離を保ちましょう。
ショックマウント
物理的な振動からマイクを保護します。特にコンデンサーマイクには必須です。
音響環境の改善
吸音材の設置
- マイク後方の壁に吸音パネルを設置
- 厚手のカーテンやブランケットでも効果あり
- 反射の強い表面(ガラス、金属)を避ける
マイクの周囲に設置し、不要な反響音を軽減します。
配信ソフトでの詳細設定
OBS Studioでの最適化
フィルター設定
1. ノイズ抑制:-30dBに設定
2. ノイズゲート:開始レベル-35dB、終了レベル-40dB
3. コンプレッサー:比率3:1、アタック時間6ms、リリース時間60ms
4. EQ:80Hz以下をハイパスフィルターでカット
音声モニタリング設定
- 「モニターと出力」に設定
- ヘッドホンで自分の声をリアルタイム確認
- 遅延が気になる場合は「モニターのみ」に変更
配信プラットフォーム別推奨設定
YouTube Live
- ビットレート:128kbps
- サンプルレート:48kHz
- チャンネル:ステレオ(モノラルでも可)

よくあるトラブルと解決方法
音声が小さい場合
1. マイクの距離を確認(口から15-20cm)
2. ゲイン設定を上げる
3. Windows側の音量設定を確認
4. マイクブーストを有効にする(ただしノイズ増加に注意)
ノイズが入る場合
1. 周囲の電子機器を確認(スマートフォン、Wi-Fiルーター等)
2. USBケーブルを高品質なものに交換
3. ノイズゲートの設定を見直し
4. グラウンドループの確認(XLR接続時)
音声が途切れる場合
1. USBポートを変更(USB3.0 → USB2.0など)
2. 他のUSBデバイスとの競合確認
3. ドライバーの再インストール
4. バッファサイズの調整
YouTube配信でマイク選びが重要な理由
YouTubeの視聴者調査によると、音質の悪い動画は映像が良くても離脱率が高くなることが分かっています。特に教育系コンテンツや長時間配信では、音質が視聴継続率に大きく影響します。
適切なマイクを選ぶことで:
- 視聴者の満足度向上
- 配信時間の延長
- チャンネル登録率の向上
- コメント・エンゲージメントの増加
まとめ:あなたに最適なマイク選び
マイク選びで最も重要なのは、あなたの配信スタイルと予算に合った機材を選ぶことです。
初心者におすすめ:FIFINE K669B または Audio-Technica ATR2100x-USB
本格的な配信を目指す方:Audio-Technica AT2020USB+ または RODE PodMic
プロレベルを目指す方:Shure SM7B + 高品質オーディオインターフェース
音質向上は一朝一夕では実現できません。まずは基本的な機材から始めて、経験を積みながらステップアップしていくことをお勧めします。
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